おしらせ
ユニコーンS/戦ってきた相手が違う!? ドリームシグナル
栗東 坂路 稍重 53.3-38.7-25.6-13.1 一杯 シンザン記念を勝ち、NHKマイルCを4着と芝で実績を残してきたドリームシグナルがダート路線に果敢にチャレンジしてきた。父は2000年の勝ち馬アグネスデジタルと血統的にはダートもこなせるはずで、今回は新たな一面が見られるかもしれない。 4日の追い切りでは酒井騎手(レースでは吉田隼人騎手)を鞍上に坂路で単走追い。前日までの雨を含んだ馬場はかなりの悪コンディションのはずだが、走りは実にパワフルで鞍上のゴーサインが出ると一直線に坂路を駆け上がった。 追い切りを見届けた西園師も「スピード感がある動きは文句なし。馬場状態を考えると時計も十分だよ」と満足の表情。「走法や血統からダートはこなせるはず。マイルの距離もベストだし新しい面が出てくれれば」と、初ダートへの不安は感じさせなかった。 今年のNHKマイルCの1,2着馬は、先週の日本ダービーでも1、3着とレベルの高さは証明された。また、半兄のホクトスルタンが目黒記念を勝利するなど血の勢いもある。2つめの重賞勝利へ、ドリームシグナルに追い風は吹いているはずだ。