おしらせ
安田記念/切れ味は一級品!オーシャンエイプス
栗東 坂路 稍重 53.4-38.8-25.5-13.0 馬なり 前走のオーストラリアTを快勝し、勢いに乗るオーシャンエイプスが最終追い切りを行った。1週前に坂路4ハロン51秒1と速い時計を出しているためか、今週は軽めの調整。手綱は終始押さえられたままだったが、素軽い動きを見せ、最後までキッチリ伸びた。このひと追いで戦闘体勢は整ったようだ。 「反応が良すぎるところがあるので、この距離の流れならジョッキーは乗りやすいと思う。ただ、ここまで強い相手と戦うのは初めてだし、速い持ち時計がない点がどうかな。GIのキビシイ流れを追走して、最後に今までのような末脚を使えるかだね」と陣営は不安と期待を覗かせていた。 デビュー戦の圧勝劇で一気に注目を集めたが、折り合い面の課題などを露呈し、能力を出し切れずにいた。しかし、レースを重ねるごとに精神面で成長を見せ、自分のスタイルを確立させることで競馬に安定感が出てきた。33秒台の末脚を連発していることからも、持っている決め手は間違いなく一級品。うまく流れに乗ってレースを進められれば、いきなりのGIでもチャンスは十分にありそうだ。