おしらせ
キャロットF&角居厩舎で期待大!/ロッソネロ
ウオッカ、トールポピーと2年続けてクラシック馬を送り出してきた角居厩舎。本年度の2歳馬のなかではロッソネロ(牡)の評判がいい。 父は今年の3歳戦線にブラックシェルやポルトフィーノなどを送り込んだクロフネ。アドマイヤカリブ(06年クロッカスS優勝)を生んだルビーマイディアが母、という血統になる。「走る感じはゆったりしてて、距離に融通はききそう。父の感じが出ているのか、どっしりとして雰囲気があるね」とは牧場担当者のコメント。本馬に大物感あり、と睨んでいる様子だ。 「この時期に入厩してくるだけはありますね。馬体はしっかりしているし、精神的にも大人で、落ち着いたところがある。とりあえずゲート試験を受けさせる予定。いったん放牧に出すか、そのまま競馬に向かうかは未定だけど、いずれにしても早いうちにデビューできると思いますよ」と、前川助手は有望株の早期デビューを明言してくれた。 生産は早来のノーザンファームで、所有するのはクラブ馬主のキャロットファーム。同馬主で角居厩舎が管理した馬となると過去はトールポピー、シーザリオ、ディアデラノビアとそうそうたる名が連なっており、本馬にも大きく期待がかかるところだ。