ユニコーンＳ／底力あり！ロードアリエス

栗東　坂路 稍　55.5-40.4-26.3-13.4　一杯 　格上挑戦で挑んだ前走・京都新聞杯で２着と健闘を見せたロードアリエス。日本ダービーに登録はしたものの賞金順２２番手で出走は叶わなかった。３戦して１着、３着、２着と先行して渋太い底力の持ち主が、初重賞勝利を狙いユニコーンＳに出走する。 ４日の最終追いは坂路で３歳未勝利馬と併せられ１馬身遅れてのフィニッシュ。しかし、ケイ古駆けしないこの馬なりに、調子は維持していると見ていいだろう。 　同厩のサクセスブロッケンはダート４戦４連勝から、果敢に日本ダービーに挑み敗れた。芝重賞連対からダート重賞に挑む本馬はいわば“逆パターン”といったところだが、こちらはダートの新馬戦で勝利している経験が強み。 「血統もダート向きだし、新馬勝ちの内容も良かった。切れはないけど、前々で粘れる力はあるからね」と、陣営はデビュー戦以来のダート戦に意気込みを見せている。 　鞍上はサクセスに跨った横山典騎手に決まった。最下位に終わったダービーの悔しさをここで晴らしたいところだ。