おしらせ
大種牡馬シルヴァーホーク逝く
03年の種付けを最後に種牡馬を引退し、アメリカで余生を送っていたシルヴァーホーク(Silver Hawk)が、5日、老衰によりケンタッキー州のエアドリースタッドにて安楽死の処置がとられていたことが判明した。 シルヴァーホークは、父Roberto、母Gris Vitesse(その父Amerigo)という血統のアメリカ産馬。現役時代は英ダービー(英GI)3着、愛ダービー(愛GI)2着などの成績を残したが、故障のため8戦3勝でGIを勝てぬまま引退。種牡馬入りしていた。 種牡馬としては英ダービーを制したベニーザディップや、コロネーションCの勝ち馬ムタファーウエクなど数々のGI馬を送り出し、日本でもグラスワンダーやシルヴァコクピット、シンコウカリドなど多くの重賞勝ち馬を輩出している。 また、母の父としてもブラックホークやピンクカメオ、トウカイトリックなどを送り出し、日本の生産界にも大きな影響を与えた大種牡馬だといえるだろう。