おしらせ
安田記念/取り繕うことに必死 アルマダは本調子か?
東京競馬場 芝 稍重 41.1-計不-13.3 馬なり これまで香港で14戦を消化し、9勝2着3回の好成績を残しているアルマダ。マイル戦は7戦4勝と好成績であり、勢いを駆って初の海外遠征に臨んできた。 「毛ヅヤがくすんで見える…」 日本の報道陣がまず感じた印象はこれだ。だがこれに対してサイズ調教師は「香港ではプール調教で塩素を入れているから、毛ヅヤはいつもこんなものだよ」と反論してみせた。香港で競馬に乗っているときよりも、さらに、他の香港馬2頭よりも、明らかに毛ヅヤは悪く映るのだが…。 それから飛節のところに外傷があるようで、キズ止めのテープを貼っているのも、日本の報道陣から「気になる」との声が挙がっていた。最終追い切りが軽めになるようだとちょっと心配だという声もチラホラ出ていたのだが、予想通り軽めの最終追い切りをダートコースで行った。他馬が芝コースの感触を確かめる中、ただ1頭ダートで最終追いを行った点も気になる。 サイズ師によると「輸送前に強めに追っているから問題ない」とのことだが、時計、動き共に特に強調できる部分はなかった。「硬い馬場が理想。雨は降ってほしくないね。日本の地でグッドババを負かせたら最高!」と、抱負を語って締めくくったサイズ師だが、はたして万全の態勢で臨めるのか? 東京競馬場に詰めかけた報道陣からは、半信半疑の声しか聞こえてこなかったのだが…。