おしらせ
橋口厩舎の期待馬が早くも始動!!/レッドオマージュ&リラックススマイル
今年も牡馬ではフローテーション、ノットアローン、ダノンゴーゴー、牝馬ではオディールなどを3歳GI戦線へ送り込んだ橋口厩舎が、来年へ向け早くも阪神開催で良血馬2頭を始動させる。まずは2つ上の半兄がオースミダイドウというレッドオマージュ(牝・父タイキシャトル×母ストームティグレス)。 「短いところ向きのスピードがあるし、仕上りが早そうなタイプ。兄もそうだったけど、2歳戦から活躍できそうな馬だね」と師は目を細める。初戦の鞍上には、当日の宝塚記念で騎乗する内田博騎手をおさえた。トップジョッキーにいち早く騎乗を依頼したことでも、師の期待のほどがうかがえるというものだ(6月29日ダ1200mを予定)。 セレクトセール2007の1歳馬市場で金子真人HDが5100万円の値で落札し、話題になったリラックススマイル(牝・父Dubai Destination×母ヴェルヴェットクイーン)は、何といっても母がムーンバラッドの全妹。ムーンバラッドはダートの最高峰ドバイ・ワールドカップで2着に5馬身の差をつけ、父シングスピールと親仔制覇を果たすなど血統的な魅力もある。だが、 「血もいいけど、丸みのある馬体をしていて走るフォームもいい」 と師がいうように、本馬の魅力は決してきらびやかな血統背景だけではない。 昨年、橋口厩舎から同時期に阪神デビューした牝馬オディールも初戦こそ取りこぼしたが、その後クラシック戦線に乗ってきた。彼女の期待度もグングン上昇するばかりだ(6月28日の芝1400mを予定)。 2頭はともに先週の金曜日にゲート試験をパスし、あとは無事に行くことを願いつつゲートが開くのを待つのみ。今年の橋口厩舎の良血先制パンチ、現段階では成功する確率はかなり高いかも知れない。