おしらせ
新馬を勝たなアカンぞ!/バンガロール
佐々木晶師が「七夕賞でサンバレンティンが勝ったお祝いに買ってもらった馬なんだよ」と頬を緩ませる2歳馬がアグネスタキオン産駒のバンガロール(牡・母スイートスリリング)だ。 「ホントにおとなしくて手のかからない馬。タキオン産駒だから強い追い切りをはじめたら少しはうるさくなるだろうけど、なかなかいい雰囲気はあるよ」 話してくれたのは、インティライミの担当者でもある立山厩務員。 「先生に『どうや?』って聞かれたから『ひとつは勝てますよ』って答えたら『新馬を勝たさなアカンぞ!』とプレッシャーかけられたわ(笑)」 と、おどけて続けた立山厩務員だが、これも“新馬勝ち”の手応えを感じているからこそのやりとりだ。ゲートは既に無事に合格済み。腕利き厩務員に磨き上げられた栗毛の若駒は、早ければ阪神2週目の芝1400mでそのヴェールを脱ぐ。