マーメイドS／視界良好！ザレマが初の重賞制覇

栗東　坂路　良　一杯 50.7-37.7-25.4-13.1 　１１日、栗東の坂路でザレマが最終追い切りを行った。重賞を５勝しているカンパニーとの併せ馬。５ハロン50秒7、ラスト１ハロン13秒1の好タイムを叩き出し、古馬一線級相手に堂々と先着を果たした。暖かくなってきた気候の影響もあってか、５００キロを超える大きな馬体にはムダな肉が付いておらず、体はスッキリとしており、仕上がりに不安は全くないようだ。 「１週前の動きが物足りなかったので、今朝はビッシリ併せた。ええ動きやったな」と陣営も状態に関しては大満足。 　前走の京王杯SCでは７着に敗れたが、今回は条件が一気に好転。距離が３ハロン伸びて、牝馬限定戦になるのは大きなプラス材料で、巻き返しは十分に可能だ。忘れな草賞を完勝した阪神コースとの相性も抜群で、不安材料が何ひとつもない。あらゆる面で前走からの上積みが見込めるザレマが初の重賞制覇を成し遂げそうだ。