エプソムＣ／素質馬ファストロックが３連勝を決める

美浦　南W　良　馬なり　 65.1-50.6-37.4-13.1 　２連勝中のファストロックが１１日、美浦のウッドチップコースでマチカネミノリ（古馬５００万下）、マチカネゲンジ（１０００万下）との３頭併せ馬で行った。手応えをたっぷりと残したまま、３頭併入でフィニッシュ。馬なりで５ハロン65秒3、１ハロン13秒4となかなかの好時計をマークした。 「デビューが遅くキャリアもまだ浅いが、体質の弱さが解消され、ビシビシと追い切れるようになり、ようやく軌道に乗ってきた。自在性もあるし、競り合っての勝負根性は物凄いものがある。初の重賞挑戦だが、ヒケはとらないよ」と陣営は順調さと素質の高さを強調。 　１０００万下→１６００万下と連勝し、一気にオープン入り。未だに底は見せておらず、このメンバーに入っても十分に勝ち負けが狙えそうだ。クセがなく、とても器用な馬。前々でレースを運べることができ、終いの脚もシッカリしている。競馬に隙がなく、大崩れするとは到底思えない。さらに距離、コースの適性も抜群で死角が全く見当たらない。名トレーナー藤沢和師も認めた素質馬ファストロックが初重賞制覇を成し遂げそうだ。