小崎厩舎の有力２歳牝馬２頭を紹介！／パスピエ＆ローズバンク

　現３歳世代ではフェイムロバリー（クロッカスＳ３着）、そして皐月賞後に美浦から転厩してきたスマートファルコンなどを管理する栗東の新鋭・小崎憲厩舎。開業２年目の同厩舎で、有力視されている２歳馬２頭をここで紹介してみたい。 　まずはパスピエ（牝）。父はウインクリューガーやメイショウボーラー、現３歳世代ではサトノプログレスなど、マイル戦に強い仔を出すタイキシャトル。母ダンシングアウンティーからはラジオたんぱ賞勝ちのコンラッドが出ている。 　今月４日、牧場から直接函館競馬場へ入厩し、ここまでは順調な仕上がり。「少しおっとりしたところもありますが、背中の感じは走りそう。雰囲気のある馬ですね」と、五十嵐助手からは期待のコメント。函館開催３週目、牝馬限定の芝1200ｍ戦でデビューを飾る予定となっている。 　 　同日に入厩、期待のもう一頭はローズバンク（牝）。父はいまなおファンの多いトウカイテイオー。母バンクシアローズは中央４勝のフラワリングバンクが代表的な産駒となる。 「ローズバンクは先週ゲート試験をあっさりパスしました。身のこなしが柔軟で、脚捌きも軽いですね。気性面も安定してて、初戦から期待してますよ」と、こちらもにも大きく期待するコメントが五十嵐助手から聞かれた。 　こちらは今週末、函館開催２週目となる芝1200mのレースでデビューする予定だ。