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おしらせ

今回はびっしり!オーラ/宝塚記念

歩様に硬さのあるアドマイヤオーラ(手前)にとっては、栗東ウッドが最良のトレーニングコース。乗り込み十分のここで、狙うは初GI制覇だ。

栗東 DW 稍重 直一杯 84.6-69.8-55.3-40.8-11.9  ドバイ遠征明けの帰国第1戦、金鯱賞に「7分の仕上がり」(松田博師)で挑んだアドマイヤオーラ。しかし、1番人気を大きく裏切る6着惨敗、国内のレースでは初となる掲示板を外す失態を演じてしまった。復権を期し、初夏のグランプリに向けて乗り込まれている。  海外遠征からの立て直し・調整にはやはり難しさがあった。 「検疫やらなんやらで、実質しっかりケイ古できたのは1ヶ月ぐらい。時計の本数じたいはこなせたけど、終いをびっしりやれたのは1本もなかった。あのデキでも勝ってくれると思ったけど…」と、松田博師は唇を噛む。この反省を踏まえ、中間はウッドコースを長めから入り、終い負荷をかける本来の調教スタイルをしっかり消化してきた。  注目の最終追いは高田騎手(レースは安藤勝騎手)が跨り、DWコースで先行2頭を追走。直線入り口でロックオンすると、じわじわ伸び1頭そして1頭とねじ伏せていく圧巻の伸び脚を見せ、良化気配を大きくアピールだ。 「古馬になってからはこのレースが最大目標。この後は放牧の予定」と、指揮官はこの1戦にお釣りなしの仕上げで臨むことを明言している。天皇賞組、目黒記念組に人気が集まりそうなメンバー構成だが、2200mは本馬にとってこそベストの距離。大幅復調を遂げたここで、初GI制覇があってもおかしくない。

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