史上初の白毛馬重賞制覇。ユキチャンぶっちぎり！

　鞍上に武豊騎手を新たに迎え、スパーキングナイターのカクテル光線のもと、白毛馬・ユキチャン（牝・３歳・美浦後藤厩舎）が堂々と美しい走りを見せた。 　１８日、川崎競馬場で行われた関東オークス（JpnII）は、単勝2.8倍の２番人気に支持されていたユキチャンが８馬身差の圧勝。日本競馬史上初の白毛馬による重賞制覇という快挙を成し遂げた。 　レースは同じJRA所属のカレイジャスミンが引っ張るが、１週目のゴール板を過ぎたあたりでユキチャンが進出。果敢にハナに立つと、２週目の３コーナー過ぎではいったん後続を引きつけ、４コーナー手前からスパートして押し切った。 　２着には後方に待機していた１番人気のプロヴィナージュ（牝・３歳・美浦小島茂厩舎）が追い込み、配当は馬連460円、馬単910円、3連複2,140円、3連単6,970円となった。 ※結果・配当は主催者発行のものと照合してください。