おしらせ
【地方競馬】明日14日、高知競馬場でDG競走・黒船賞 シャマルらJRA勢を相手に兵庫のイグナイターは連覇なるか
3月14日、高知競馬場でダートグレード競走・黒船賞(JpnIII、ダ1400m)が開催される。高知競馬場で開催される唯一のDG競走であることから、注目度も高い一戦だ。1着賞金は3000万円。枠順、発走時刻は以下の通り。
■高知4R・黒船賞(JpnIII、ダ1400m) 16時45分発走
1枠1番 クレールアドレ (牝4、笠松・伊藤勝)松本剛
2枠2番 ラプタス (セ7、栗東・松永昌)幸
3枠3番 モダスオペランディ(牡7、高知・田中守)赤岡修
4枠4番 シャマル (牡5、栗東・松下) 川田
5枠5番 ヒロシゲウェーブ (セ7、愛知・今津博)浅野皓
5枠6番 ナラ (牝7、笠松・伊藤勝)深澤杏
6枠7番 アメージングラン (牡6、高知・打越勇)宮川実
6枠8番 サクセスエナジー (牡9、栗東・北出) 松山
7枠9番 イグナイター (牡5、兵庫・新子雅)田中学
7枠10番 ケイアイドリー (牡6、栗東・村山) 藤岡康
8枠11番 ヘリオス (セ7、栗東・西園正)武豊
8枠12番 ガルボマンボ (牡4、高知・細川忠)林謙
JRAからは5頭が参戦。その中でも筆頭格はシャマル(牡5、栗東・松下)だろう。同馬にとって昨年はまさに飛躍の1年で、4月の東京スプリント勝利を皮切りに、年間で重賞3勝の活躍を見せた。かつてはスプリンターとも思われていたが、マイルCS南部杯で3着、チャンピオンズCでも強敵相手に5着と健闘。距離への融通性を身につけた1年だったとも言えよう。昨年は1年通じて押せ押せのローテーションだったこともあり、ひと息入れた今回はリフレッシュ効果が見込めるはず。更なる飛躍を目指すため、ここはぜひとも勝ちたい一戦だ。
ラプタス(セ7、栗東・松永昌)は前走の兵庫ゴールドトロフィーでシャマルを下して勝利を挙げた。ダ1400mのスペシャリストで2020年の黒船賞勝ち馬。1番人気に支持されながら6着に終わった昨年のリベンジを目論む。内寄り2番枠からどのように捌くかがポイントのひとつになりそうだ。
昨年の2着馬ヘリオス(セ7、栗東・西園正)も参戦。先行しての堅実な立ち回りが武器の同馬は、重賞タイトルこそまだ手にしていないが、マイルCS南部杯2着、JBCスプリント3着などGI級の舞台でも結果を残している。土佐の地で悲願の重賞初勝利なるか。
ケイアイドリー(牡6、栗東・村山)はこれが重賞初挑戦。1200mのOP特別を連勝してここに臨むことになったが1400mも守備範囲。それどころか、かつてダ1400mのレースであのレモンポップを下した実績の持ち主だ。本格化の予感も漂う6歳馬が3連勝でのタイトル奪取を狙う。
サクセスエナジー(牡9、栗東・北出)は短距離のダートグレード競走でお馴染みの名前。昨年もサマーチャンピオン3着、兵庫ゴールドトロフィー3着と好走しているようにまだまだ衰えは見せていない。不屈の大ベテランが一昨年10月の東京盃以来、約1年半ぶりとなる勝利を目指す。
強力なJRA勢を相手に連覇に挑むのが兵庫のイグナイター(牡5、兵庫・新子雅)だ。昨春は黒船賞、かきつばた記念とダートグレード競走を連勝。秋もマイルCS南部杯4着、JBCスプリント5着とJRA勢と互角以上のレースを見せてきた。年明け初戦の黒潮スプリンターズCでは単勝1.0倍の支持に応え、2着馬に9馬身差をつける大楽勝。連覇に向けて態勢は整った。昨年のNAR年度代表馬の走りに注目だ。
地元からは昨年の高知年度代表馬・ガルボマンボ(牡4、高知・細川忠)が参戦。これまで高知優駿や高知県知事賞など長めの距離を中心に結果を残してきた同馬だが、1400mのここへ躊躇なく参戦。確かに苦しい条件かもしれないが、地元王者のプライドにかけて易々とは負けられないはずだ。
(Text:Inoue)
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