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【今週の重賞】[スプリングS]2戦2勝のベラジオオペラやホウオウビスケッツなどクラシックへ繋がる前哨戦に好メンバーが集結

3月19日、中山競馬場で第72回・スプリングS(GII、芝1800m)が開催される。

ベラジオオペラ(牡3、栗東・上村)は、11月の阪神新馬を勝ち上がると、次走のセントポーリア賞でも先行から難なく抜け出して完勝と2連勝中。近親には秋華賞勝ちのエアメサイアやJRA重賞3勝のエアスピネル、AJCC勝ちのエアシェイディらがいる良血馬なだけに期待も大きい。これまでの2戦は1800m戦での勝利なので引き続き同距離で臨めるのは好材料だろう。終いの脚もしっかりで、好位抜け出しの安定した走りが出来るだけに堅実に結果を残せそうなタイプ。今後のクラシック戦線に向けてここで重賞タイトルを狙う。

同じく2戦2勝のホウオウビスケッツ(牡3、美浦・奥村武)にも注目。父はさっそくGI級勝ち馬(デルマソトガケ)を送り出した新種牡馬マインドユアビスケッツで、母父はルーラーシップ、大伯父には2004年のダービー馬・キングカメハメハなどがいる良血馬だ。中山マイルの新馬戦を逃げ切り、2カ月の間隔を挟み挑んだ東京芝2000mのフリージア賞では鋭い出足、そして二の脚も速く2戦続けてハナに立つと、スローペースにも折り合い、追いすがる2着馬サスツルギ以下をそのまま振り切って逃げ切る完成度の高い内容を見せた。これで2戦2勝。血統的にも距離短縮は歓迎で、自分のペースで走ることができれば三度逃げ切って3連勝も十分ありそうだ。

セブンマジシャン(牡3、栗東・高野)は、京成杯の3着からGIIの舞台で巻き返しを図る。こちらも叔母に宝塚記念連覇などGI4勝のクロノジェネシスや香港CなどGI2勝のノームコアがいる良血馬。京成杯では4角で外に膨れた馬に進路を塞がれ、直線でも内から寄られて減速する不利を受けながらも3着に健闘した。スムーズなレース運びができていれば、もう少し際どい争いになっていたはず。鞍上に新コンビの戸崎騎手を迎え、重賞初Vに挑む。

オールパルフェ(牡3、美浦・和田雄)はデイリー杯2歳Sの勝ち馬で、朝日杯FSでも6着と健闘。これまでの4戦全てで逃げられているようにテンのスピードは抜群でこのメンバーでもハナを奪いに来るだろう。ホウオウビスケッツとハナの奪い合いを演じるのか楽しみだ。1800mの距離は初めてだが、急坂のある阪神でも凌ぎ切っているので、1ハロン伸びても問題なさそう。唯一の重賞勝ち馬であってここでも格の違いを見せつけられるか。

ほかにも、あすなろ賞を制しここに駒を進めてきたアイスグリーン(牡3、栗東・池添学)やサウジCを勝って脚光を浴びている吉田豊騎手が騎乗予定のウィステリアリヴァ(牡3、美浦・小野)、サウジアラビアRCで2着に好走したグラニット(牡3、美浦・大和田)、ひいらぎ賞の勝ち馬・ジョウショーホープ(牡3、栗東・新谷)など、各方面から楽しみなメンバーが集結。皐月賞の切符を懸けた一戦だけに熱い戦いになること必須だろう。

(Text:Nakai)

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