【今日の出来事】矢作調教師がJRA通算800勝を達成／ルーキー・小林勝騎手がJRA初勝利

【3月12日の出来事】
■中京競馬第9R・岡崎特別でスコールユニバンス（牝4）が1着となり、同馬を管理する矢作芳人調教師（61、栗東）は2005年3月5日の管理馬初出走以来、8166戦目でJRA通算800勝を達成した。現役では6人目、史上40人目の記録。800勝のうち重賞は、2010年朝日杯FS（グランプリボス）、2012年日本ダービー（ディープブリランテ）、2019年オークス（ラヴズオンリーユー）、同年宝塚記念・同年有馬記念（以上リスグラシュー）、2020年牡馬三冠、2021年ジャパンC（以上コントレイル）などGI14勝を含む57勝。

同調教師は「開業からここまでのことを思うと、よくきたなと思います。これも頑張ってきた馬と関係者の方のお陰だと思います。これからも応援よろしくお願いします」と、JRAを通じてコメントしている。

■中山競馬第12R・4歳上1勝クラスでアメトリーチェ（牝4）が1着となり、同馬に騎乗した小林勝太騎手（20、美浦・小野）が今年3月4日の初騎乗から10戦目で初勝利を挙げた。

同騎手は「とても嬉しく、少し安心しています。この馬は長期休養明けでしたが、調教にも騎乗していたこともあり、状態が良いのは分かっていました。厩舎関係者の方が良い状態に仕上げてくれたおかげですし、あとは、自分が積極的に騎乗するだけだと思っていたので、勝つことができて良かったと思います。最後の直線は、がむしゃらに追っていたので、後ろから他の馬が迫っているかは分からなかったのですが、着順掲示板を見て、勝っていることが分かり、安堵しました。多くの関係者の方に祝福の言葉をいただき嬉しかったです。同期の中で最初にJRAで勝つことができたのは嬉しいですが、これからもっと自分に厳しく生活をして、しっかり結果を残していきたいですし、さらに技術を磨き、たくさんレースに勝てる騎手になりたいです。応援よろしくお願いします」と、JRAを通じてコメントしている。
（Text:Hattori）

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