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国枝厩舎の1番星/ダノンベルベール

 クラシック本番には管理馬を送り出せなかったものの、現3歳世代ではサトノプログレスで重賞勝ち(ニュージーランドT)を収めた美浦・国枝厩舎。今年度の2歳世代は昨年以上の粒ぞろいと、もっぱらの評判だが、その中で最も期待をかけられているのがダノンベルベール(牝)とのことだ。    父は種牡馬デビューわずか3世代にして3歳GI6勝(桜花賞、皐月賞、NHKマイルC2勝、日本ダービー、秋華賞)を達成したアグネスタキオン。母ベルベールからは全兄ベルジュール(中央3勝)が出ている。  6月上旬に美浦トレセンに入った後は、順調に乗り込まれてきた。25日の追い切りでは馬なりのまま坂路4F50秒3?1F12秒6と好時計をマークし、臨戦態勢は整っている様子だ。「今いる2歳馬のなかでは、これが一番走るかも」と、管理する国枝師も本馬の素質と仕上がりぶりを素直に認めている。「スピード豊かなタイプではあるが、距離にも融通がききそう」(陣営関係者)と、クラシック本番まで見据えた活躍を陣営は期待しているようだ。  今週末、福島競馬場芝1200mのレースでのデビューが濃厚とのこと。跨るのは、調教にも騎乗し競馬を教え込んだ同厩舎の主戦的存在、後藤浩輝騎手だ。

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