調教師に満面の笑みを！／スマイルミッキー

　１回函館６日目・芝1200ｍのデビューを目指し、順調に乗り込まれているのが進められているのがスマイルミッキー（牡・父コロナドズクエスト×母グディニア）だ。 　名前からも想像できるように（？）所属は松永幹夫厩舎。栗東でのゲート試験には早々に合格し、６月半ばに函館競馬場へ移動してからは４本の時計を出している。１週前追いとなる２５日には古馬５００万下・ジャングルテクノの胸を借りて併せ馬を消化。 「速い追い切りはまだ少ないですが、栗東ではDWコースを2周したり、長めを乗込んでいました。バネのあるいいキャンターをする馬。気性的にも素直なので、ある程度は距離が延びても対応できそうですよ」 　松永幹厩舎の額田助手はデビューのスプリント戦はもちろん、先々まで楽しみになるコメントを語ってくれた。「調教師の笑顔が見たいから」という広尾レースのクラブ会員さんの声で命名されたスマイルミッキー。ジョッキー時代はミッキーの愛称で親しまれ、数々のＧＩを制した松永幹夫師が、調教師になり大舞台で満面の笑みを見せてくれるかは、この馬にかかっている？