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おしらせ

西園厩舎の函館デビュー組/ミスアサート&ティルナノーグ

ダート戦線で期待がかかるティルナノーグ。

 ドリームシグナル、エーシンフォワード、ヤマニンリュバンと芝、ダート戦線ともに活気のある現3歳世代を管理している栗東・西園厩舎。  今年の2歳馬ではミスアサート(牝)とティルナノーグ(牡)が早期の活躍を期待され、すでに函館へ乗り込んでいる。  ミスアサートはGI1勝含む3勝全てを2歳時に挙げた父Sky Mesaに、母がシャタードサイレンス(その父Cozzene)という、早熟系の血統。2006年のセレクトセールで1000万円で落札された。  ティルナノーグは産駒パーソナルラッシュ(ダイオライト記念などダート重賞4勝)の活躍が印象深いワイルドラッシュが父。母ドリームスケイプ(その父エルコンドルパサー)からはこれが初仔となる。 「2頭とも今月なかばにゲート試験をパスしました。ミスアサートはカリカリした気性で仕上りが早いですね。いかにも2歳戦向きなタイプですよ。ティルナノーグはダートコースでいい感じのキャンターをしますし、父がワイルドラッシュでお母さんの半兄にはユートピア(盛岡マイルチャンピオンなど、ダート重賞6勝)がいる血統です。2頭とも速い時計はまだ出していませんが、育成牧場で十分に乗り込まれていましたし、今週きっちり追い切れば仕上がると思います」と、中二助手は初戦からの活躍に意気込んでいた。  陣営の期待通り、函館に移動しても順調に乗り込まれてきた2頭。ミスアサートは3日目の芝1200m戦に登録も無念の除外となってしまったが、ティルナノーグは予定通り4日目のダート1000m戦でデビューする。  血統背景どおり、初戦からダートで力を発揮することができるか? 注目したい。

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