おしらせ
逃げ粘る!ウエスタンビーナス/函館スプリントS
函館 ダート 良 馬なり 66.6-52.1-38.2-12.1 条件戦、オープン特別・春雷Sと連勝し挑んだ前走・CBC賞も果敢にハナを切ったウエスタンビーナス。4着と健闘したその前走の疲れも少なく、得意の函館コースで行われるここは初重賞制覇のチャンスだ。 「左回りが合わないのか、4コーナーで外にふくらんでしまったけど、よく粘ったね」と、前走を振り返る陣営。続けて「右回りのほうが絶対スムーズだし、実績のある函館だからいい走りをしてくれると期待しているんだ」と、ここでの好走に意気込んでいる。 この中間は美浦で1本坂路時計を出した後、函館に移動。2日の最終追いは郷原騎手が跨り、函館のダートコースで馬なり調整となった。終始余裕のある手応えながら、気合乗り良く、終い1F12秒1と好タイムをマーク。 「大きな上積みはないけど、いい意味で変わってない。順調だよ」と、郷原騎手は笑顔でパートナーの好調ぶりをアピール。「思い切って行くだけですよ」と、逃げ宣言で締めくくってくれた。 2003年より過去5年連続して牝馬が優勝し、「夏は牝馬」の格言を地で行くのがこの函館スプリントSだ。条件戦ではあるが、ちょうど1年前に函館のスプリント戦で逃げ切り勝ちを収めている本馬。条件ベスト、好調持続のここなら、夏疲れの実績牡馬たちを尻目に逃げ残ってしまってもおかしくない。