おしらせ
菊花賞制覇の第一歩はここから始まる!/ラジオNIKKEI賞
美浦 南W 良 馬なり 65.7-51.5-37.8-12.9 青葉賞以来、約2カ月ぶりの出走となるニシノエモーション。外枠が響いた前走は、終始外々を回される苦しい競馬で結果は5着と、目標にしていた日本ダービーへの出走は儚く散った。それだけに、陣営はこのレースでの巻き返しに燃えており、今週の最終追い切りでは意欲的なメニューを消化した。 角馬場で入念なウォーミングアップを済ませ、南ウッドで僚馬カレンダーマーチ(牡3、3歳未勝利)との併せ馬を敢行。調教駆けしないエモーションだが、3馬身後方から追走すると、闘争心あらわに猛追を開始する。余力十分に馬体を合わせ直線を迎えると、最後は外から鋭く伸び2馬身先着を果たす。 これには調教を見届けた手塚師もご満悦の様子で 「今日はいい動きだったね。最後まで脚色は力強かったし、気合乗りも上々。前走は発馬が悪く後手に回る競馬で、不完全燃焼なレースとなってしまった。状態はいいだけに、終いを活かせるような展開になれば面白い」と自信を見せる。 春のクラシックの舞台に立つことは叶わなかったニシノエモーションだが、デビュー2戦目の未勝利戦をレコード勝ちしているように、潜在能力は世代上位なのは間違いない。最後のクラシック菊花賞へ出走をするためにも、ここは確実に勝利を収め賞金加算を果たさなければならない。 ※ニシノエモーションを管理する手塚貴久調教師ブログtezuka_styleも好評連載中。