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2歳王者の復活は目前だ!/函館スプリントS

美浦 函W 良 一杯  63.6-50.3-37.6-12.0  2歳王者ゴスホークケンの歯車は、一体どこで狂ってしまったのか。今年に入りニュージランドT・NHKマイルCともに12着と、誰もが目の疑うような敗戦を繰り返し、GIの馬プライドは脆くも崩れかけている。復活を期すべく選んだ舞台は、生粋のスプリンター集う函館スプリントS。古馬相手といえど、これ以上無様なレースはできないはずだ。  函館入厩時に軽い熱発をおこしたものの、今週の最終追い切りを見る限り体調に問題はなさそうだ。ウッドで僚馬ドリームグランチ(牡2、2歳未勝利)相手にハードに叩かれると、格の違いを見せ付けるかのように3馬身先着。時計もラスト1ハロン12秒0と好タイムをマークした。1週前にもびっしり追われており、力は出せるデキに仕上がった。  調教を見届けた斎藤誠師は 「滞在競馬の効果か、いい頃のレースに対する前向きさが戻ってきている。この馬の場合、相手云々ではなく、いかに自分の競馬ができるかがカギ。状態はいいから小細工のいらないこの距離で、古馬相手にどこまでやれるか楽しみ」と復活への手応えを力強く話す。  誰よりもゴスホークケンの復活を願う師の強い意思が馬に伝われば、朝日杯FSで見せた、あの華麗な逃走劇が再び見れるはずだ。

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