おしらせ
コスモバルク、骨折が判明…戦列復帰は今秋以降
シンガポール航空国際C6着の後、歩様の乱れで宝塚記念を回避したコスモバルク(牡7、北海道・田部和厩舎)に、左前脚の骨折が判明した。 着地検査を終えた後、北海道に戻って精密検査を受けたところ、左前脚の種子骨付近に2カ所の剥離骨折が見つかった。すでに6月24日に骨片の除去手術が行われ、術後の経過も良好で、症状も軽度のものと判明している。 コスモバルクは2歳8月にデビュー。ホッカイドウ競馬に所属したまま、果敢に中央へ挑戦し、重賞3勝(ラジオたんぱ杯2歳S、弥生賞、セントライト記念)、GI2着2回(皐月賞、ジャパンC)の成績。06年5月、5歳時に挑戦したシンガポール航空国際Cで、悲願のGI初制覇を果たしている。(通算成績38戦9勝、地方7戦4勝、海外4戦1勝) デビュー以来初の故障となったが、当面は放牧して回復に専念し、秋後半の戦列復帰を目指すことになりそうだ。