とにかくセンスの塊のような馬!?／フィフスペトル

　期待の大きな馬だが、遅生まれ（5/22）なだけに一度放牧されてからデビューすると予想されていたフィフスペトル（牡・父キングカメハメハ×母ライラックレーン、加藤征）だが、予想に反し早くも7/12函館芝1200mの出走に向けて態勢を整えている。 「小柄な牡馬だが、全身が筋肉とはまさにこのことだよ。仕上がり過ぎる程、仕上がっているし、ゲートも抜群に速い。距離はマイルまでなら持ちそうだし、初戦はホント楽しみ。とにかくセンスの塊のような馬だよ」と普段あまりセールストークをしない加藤征師が目を細めるほど順調だ。 　6/29終了現在、キングカメハメハ産駒のJRA初勝利はお預けになっている。初年度に種付けされた膨大な数、258頭の中から選ばれた記念すべきキングカメハメ産駒新馬勝ち第1号に本馬がなった暁には、未来は輝かしいものになるであろう。