おしらせ
トップハンデを糧にして!/ラジオNIKKEI賞
栗東 坂路 良 一杯 53.5-38.8-25.2-12.5 オープン勝ちの経験があるため、ノットアローンが背負う斤量は何と57キロ。最も軽いスイートカルタゴが50キロと、この時期の3歳戦にしては非常に厳しいハンデとなった。 これには橋口師も 「この斤量はいくらなんでも…。まぁ、ハンデキャッパーが力を認めてくれたってことで、気持ちを切り替えてレースに臨みたい」と厳しい表情を浮かべる。 トップハンデを抱えるとはいえ、それだけの力があると認められたならば、ここで無様なレースはできない。陣営もそのことは百も承知。今朝の最終追い切りは、陣営の気迫が伝わる内容のものとなった。 僚馬トップオブザロック(古馬1000万下)と坂路で併せられると、3馬身ほど先行した相手への追走を開始。道中、少し集中力を欠く素振りを見せたものの、ラスト1ハロンで馬体を併せた後の動きは秀逸だ。相手をアッという間に抜きさり、最終的に2馬身先着を果たした。 前走の白百合Sでは馬場が向かずまさかの敗戦を期したが、今回のメンバー相手にそんな言い訳をすることはできない。トップハンデを背負う意地に懸けても、是が非でも勝利を掴み取りたいところだ。