おしらせ
新潟開幕週で激突!/ガンズオブナバロン&ラークフライト
2回新潟の開幕週7月20日(日)に行われる新馬戦は芝1800mで争われる。比較的長めの距離ということもあり、他場の1800m新馬戦と同様クラシックを意識した有力素質馬たちの激突の場となりそうだ。 中心視されるのがガンズオブナバロン(牡、美浦・藤沢和厩舎)だ。父はダービー馬スペシャルウィーク。母ヴェイルオブアヴァロン(父サンダーガルチ)は米7勝の女傑にして、ディープインパクトの半姉! ここまでの産駒成績こそいまひとつだが、父サンデー系に変わっての爆発に改めて期待がかかる。 美浦トレセン入厩後は坂路中心に順調に乗り込まれており、先週は12秒台のラップを刻みデビューへ向け臨戦態勢は整ったか。鞍上は内田博幸騎手が予定されている。 ラークフライト(牡、美浦・松山康厩舎)も有力の一頭。父は先日早速産駒が勝ちあがった新種牡馬キングカメハメハ、母ラークホイッスルからはモエレソーブラッズ(兵庫ジュニアGP勝ち)、ベニーホイッスル(フェアリーS2着)などが出ているという血統。 「思わず見惚れてしまう馬体。癖がなく、手がかからない馬」と、松山康師はこの馬の話になると笑みを隠さない。調教で定期的に跨って本馬に競馬を教え、新馬戦でもコンビを組む予定の松岡騎手は「おっとりしたところもあるけど、追うごとに絞れていい感じになってきました。楽しみですね」と、トレセン入りしてグンと成長を果たしたパートナーに好評価を下している。 良血のガンズオブナバロンが兄姉の不振を払拭する走りを見せるか、はたまた好センスのラークフライトが順調さそのままにここもあっさり通過するか。もちろん、すでにPOGニュースで紹介した“腕白小僧”ジャッカネイプス(牡、美浦・堀厩舎)もここでの勝ちあがりを狙い乗り込みは十分。直線王決定戦の重賞アイビスSDとともに日曜が待ち遠しくなる一戦だ。