おしらせ
良血に違わぬ走りを!/ピサノシンボル
アムールマルルー、サトノエンペラー、ワールドカルティエ、ネオレボルーション……といったPOGドラフトで上位に名を連ねたであろう素質ある2歳馬たちを管理するのが名門・藤沢和厩舎。そしてこの馬もまた良血、そしてそれに違わぬ動きを見せている。シャイニンレーサー(中央6勝)の仔、ピサノシンボル(牡)だ。 父は本年の3歳世代が初年度産駒のシンボリクリスエス。GIこそ獲れなかったものの、さっそく重賞勝ち馬(ダンツキッスイがアーリントンCを勝利)を出している。母の代表的産駒はシャイニンルビー(クイーンC勝ち)、そして何よりも母の半弟があのフジキセキ(朝日杯3歳S勝ち)という血統になる。 トレセン入りは6月15日。ここまではトラブルなく、坂路中心に順調に乗り込まれている。良血馬らしい、スケール感のある走りが印象的とトレセン内でも評判。先週は馬なりで4F54秒6?1F13秒0(同厩2歳馬に先着)、そして今週も馬なりで4F51秒9?1F12秒1と追うごとに力をつけている様子だ 「ゲート試験はすでに合格してますよ。まだまだ荒削りな面はあるけど、明らかに素質を感じますね」と、葛西助手もその大物ぶりに期待を寄せるコメントを残してくれた。 函館の次開催、8月3日の新馬戦(芝1800m)でデビュー予定とのこと。鞍上にはホワイト騎手を確保している。