おしらせ
武豊を背にいざデビュー!!/アグネスジェード
開業5年目を迎えた宮本厩舎。これまでオープン2勝のニシノコンサフォスや、昨年の小倉2歳S(GIII)2着のミリオンウェーブなど多くの活躍馬を輩出しているが、あと一歩のところで重賞制覇に届いていない。しかし、昨年は年間26勝、今年も7月20日現在で13勝と着実に成績を上げており、初重賞制覇も時間の問題だろう。 今年管理する2歳馬から、すでにデグラーティアが新馬勝ちを納めているが、26日小倉4Rの芝1200mに出走予定のアグネスジェード(牝)も、デビュー勝ちを狙う期待の1頭だ。父は、今年もすでに4頭勝ち名乗りを上げているアグネスタキオン。母のアグネスベローナは現役時未勝利だが、母の父トランポリーノは凱旋門賞を制した名馬。近親にはダート重賞4勝を誇るバトルラインがいるなど、血統背景は申し分ない。 5日のケイ古では、新馬戦快勝のデグラーティアと併せ互角以上の動きを見せており、一週前の17日には坂路で4F52秒8、ラスト1F13秒3にまとめ調整過程に狂いはない。 「入厩して1カ月半ほど経ちますが、順調に調整できてますね。スピードがありそうだし、ゲートの出も早いと思うよ。状態は万全だし、初戦から期待してる」と、宮本師も手応えを感じている。鞍上には武豊騎手。磐石の体制を整え、デビュー勝ちを狙っている。