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本田厩舎の期待の星/アイディンパワー

 先日のラジオNIKKEI賞をレオマイスターが制し、産駒初の重賞制覇を果たしたニューイングランド。地味な印象だが、意外に多くの活躍馬を送り出している。サンデーサイレンス直仔で種付け料がお手頃(25万)ということもあり、産駒数に恵まれ、繁殖馬次第では今後GIを狙えるような馬が出現することもありそうだ。  そのニューイングランド産駒で、栗東・本田厩舎が期待を持ってデビューさせる馬がアイディンパワー(牡、母スーリア、母の父ラストタイクーン)だ。「動きはしっかりしているし、筋肉質で無駄なぜい肉がないね。負けん気が強くて、勝負根性もありそう。うちの厩舎でも計算できる馬だよ」と、本田師も相当な惚れ込みようだ。  16日の追い切りは函館Wコースで、レースでも騎乗予定の藤岡佑騎手を背に、僚馬のリバーサルブロー(2歳未勝利)と併せ馬。ゴール前で仕掛けられるとラスト1F12秒8(5F66秒8)をマークし、態勢は整いつつある。「ゲート試験はすぐに受かったよ。気性面においても特に問題はないし、ここまで順調に仕上がったね」と、本田師はデビュー戦を心待ちにしている様子。  開業2年目の今年はここまで8勝(7月20日現在)を挙げ、着実に成績を伸ばしている本田厩舎。まだ、クラシック戦線に管理馬を送り出していないが、本馬が来年の牡馬路線を賑わす存在となるかもしれない。

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