UMAJIN.net

おしらせ

フォーシーズンゴーが九州産限定新馬戦を制す!

武豊騎手を背に差し切り勝ち!!

「この血統で勝ててうれしいね」  2002年のクラシック戦線を大きく賑わしたメガスターダム。その名が時を越え、父として再び注目を浴びることになった。産駒の名前はフォーシーズンゴー。  本馬の調教師で当時メガスターダムの主戦騎手だった松永幹師は、19日のレースを勝った直後に冒頭の様な言葉を残した。それだけ、同師のこの血統に対する愛着は深い。  メガスターダムは3冠レースを勝てはしなかったが5-4-3着と堅実に走り、ラジオたんぱ杯やプリンシパルSを制するなどした実績馬。しかし、常に着順は人気を下回るものだった。その理由は、ニホンピロウイナー産駒という距離のカベ。しかし、そんな人間達の評価をあざ笑うかのように距離が延びるにつれ着順を上げ続けたのが同馬の魅力だった。  そんな彼の息子が選んだのは、九州産限定新馬戦という特殊な舞台。 「3?4コーナーの感じから一度は無理だと諦めた」と同師がいえば、武豊騎手も「出ムチを入れてスタートしたけど前半は追走でいっぱい」と、見ている側からすればヒヤヒヤするレース内容。しかし、そこがこの血統の魅力。人間達を翻弄しながら快走する姿はまさに父譲りだ。  次走は8月30日九州産限定のひまわり賞(小倉、芝、1200m)を予定している。類まれなるセンスを見せつけたデビュー戦を見る限り、今後も一気に明るくなった。 “フォーシーズンゴー”この勢いは夏の小倉だけではない。彼はこれからもずっと走り続ける。

おしらせ一覧

PAGE TOP