おしらせ
SS産駒の素質馬が善戦マン返上!!/函館記念
函館 W 不良 馬なり 66.8-52.3-39.5-12.8 ピサノパテックは、今年に入りオープンで2、4、2、3着と成績が安定している。あと一歩のところで勝ち切れないレースが続いているが「前々走ぐらいからフットワークがすごく良くなって走りが変わったよ」と、剣持調教厩務員は好調の要因を明かす。 最終追い切りは青木騎手(レースはホワイト騎手)を背にWコースで行った。ダイワシークレット(3歳1000万下)に5馬身先行するような形でスタートし、4コーナーで相手が並びかけてきても鞍上の手綱は持ったまま。藤沢和流の馬なり調教でラスト1F12秒8(5F66秒8)で併入した。 「中1週と使い詰めだからこれくらいで十分だよ。きついローテだけど状態は上向いているし、とにかく順調だね」と、青木騎手は好感触を得ている。前走の巴賞は勝ち馬と同タイムの3着で「いい感じのレースは出来たと思うよ。今回もあとひと押しがあればね」と、剣持調教厩務員は重賞初制覇へ意欲を見せる。 思えば3歳時にセントライト記念で3着に入り、将来を期待されたSS産駒の素質馬。善戦マンを返上し、函館記念から飛躍のきっかけとなるか注目だ。