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おしらせ

開幕週に敷かれる全長1キロのVロード!!/アイビスSD

栗東 坂 良 強め 51.0-38.6-24.9-12.6 “10月5日に行われるスプリンターズSに4頭出し”これが橋口厩舎に掲げられたこれからの季節に向けての目標だ。確かにスプリント戦線における同厩舎の充実っぷりには目を見張るものがある。この目標も決して無謀なものではないだろう。  大将格のペールギュントはキーンランドCから、CBC賞を制し芝でも戦えることを実証したスリープレスナイトが北九州記念、3歳屈指の切れ者ダノンゴーゴーはセントウルSと、目標を達成するためにそれぞれレースを使い分けて出陣するのだが、その先陣を切ってカノヤザクラがアイビスSDに登場する。 カノヤザクラにとって今回が初の新潟、初めての直線競馬になるのだが決して僚馬達が使わないから出てくるのではない。もちろん勝算あっての参戦だ。 前走CBC賞の敗因は、前が詰まり通しで馬群をさばけなかったことが全て。500キロ台の大きな馬だけに、小細工なしで戦える直線競馬はプラスに出ることがあっても、マイナスにはならないだろう。橋口師も、 「スピードがあるので追走に苦しむことはないと思う。エンジンがかかれば確実に伸びてくる馬だけに適性がないとは考えられない」  と、直線競馬が不安材料になるとは全く捉えていない。  そう師が自信を深めているのは本馬の状態の良さに他ならない。17日の追い切りでは、終始口を割るこの馬らしさを見せハイラップで登板。それでもラストまで脚色は衰えることなく4F51秒0、ラスト1F12秒6の好時計でフィニッシュ。馬体もすっきりし、ここ2走時の追い切り時に見られたフラフラする様子もなかった。走り頃の3走目、夏の牝馬が僚馬達のため、勝って厩舎に勢いをつけるだろう。

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