新潟日曜の新馬戦に素質馬集合！

　８月３日新潟６Ｒの新馬戦は芝1800ｍで行われる。比較的評判の新馬が集まりやすいのがこの条件だが、このレースでもニュースで紹介済みのウインヴィンテージ（牡、美浦・鈴木伸厩舎）はじめ、話題の新馬が激突。有力馬の横顔を紹介してみたい。 　まず注目されるのはランフォルセ（牡、美浦・萩原厩舎）。初年度からダンツキッスイやサクセスブロッケン、ソーマジックなどの活躍馬を送り出したシンボリクリスエスが父。母ソニンクからは若葉Ｓ勝ちのノットアローンが出ている。近親には阪神の新馬戦で強い勝ち方を見せた同厩ロジユニヴァースもおり、血統背景は申し分ない。当初は福島開催でのデビューが予定されていたが、一頓挫あり目標を新潟へ変更。しっかり立て直され、ここへ向けての乗り込み量は充分だ。鞍上は後藤騎手。 　今年のプリンシパルＳを勝ったベンチャーナインの下、シーダー（牡、美浦・小桧山厩舎）もここに参戦。父ミラクルアドマイヤは１勝馬ながら血統背景（父トニービン×母父サドラーズウェルズ）が期待され種牡馬となり、カンパニーという重賞勝ち馬も出している。シーダーもカンパニーに続く“ミラクル”な活躍を見せてほしいところ。兄ベンチャーナインが同じ新潟芝1800ｍでデビュー戦勝利を収めている点も見過ごせないところだ。 　この馬もすでにニュースで紹介済みだが、戸田厩舎のジャストルーラー（牡）も気配は上々。追われての反応は鋭く、ゲートセンスもあるとのこと。同厩ブレイクランナウトに続く新馬勝ちを狙う。またマジックサファイア（牝、美浦・鹿戸雄厩舎／母は北九州記念勝ちのマジックキス）、キングロマネスク（牡、美浦・伊藤伸厩舎／母は桜花賞馬プリモディーネ）など活躍牝馬の仔らもここへ顔を揃えた。 　良血馬が素質そのままに勝ちきるか？　それとも好気配馬がアッといわせるのか？　注目の一戦は日曜日、１２時５０分発走予定だ。