おしらせ
長いところで期待/ウインヴィンテージ
現3歳世代ではユビキタスがダート戦線で大活躍を見せた美浦・鈴木伸厩舎。クラシック戦線へは管理馬を送り出せなかったが、今年の2歳世代・ウインヴィンテージ(牡)はクラシック争いも可能と陣営は高く評価している。 父はコマンダーインチーフで、産駒にはアインブライド(阪神3歳牝馬S勝ち)やラスカルスズカ(菊花賞3着)など。母エシュクアルバーからは新馬戦勝利を収めたウインアンジェラスが出ている。冠号から明らかなように、クラブ馬主のウインが所有する馬だ。 5月下旬に美浦トレセン入りした後はウッドコースと坂路を併用して、順調に調教が進められてきた。7月3日にはウッドで馬なりのまま3馬身先行した先輩3歳馬を追走、外めを回りながら楽に取り付いて併入と、好内容のケイ古ぶりを見せた。 「ひたむきというか、集中して走ることのできる気性がいいですね。芝・ダート問わず長いところで活躍してくれそう」 と、鈴木伸師は将来性に期待している様子だ。 新潟6日目新馬戦(芝1800m)においてデビュー戦を迎える予定。パートナーには当初、内田博騎手を確保していたが同騎手騎乗停止により、現在鞍上は未定となっている。 また、先週の坂路追い切りでウインヴィンテージに先着した僚馬ブラストエルサも好気配で注目の一頭。父はキングカメハメハ、母はローズオブダイヤ。半姉4頭すべてが競走馬デビューし、勝ちあがっている堅実な血統だ。こちらは後藤騎手を鞍上に、新潟5日目の新馬戦(芝1400m)でお披露目予定。 【本日配信予定の「POGメルマガ」では、ウインヴィンテージやブラストエルサらが出走予定している新潟の新馬戦はじめ、今週末すべての新馬戦・出走想定馬を騎乗予定騎手名つきで紹介します。お楽しみに!】