おしらせ
快速母譲りのスピードだ/コロナループ
勝ち鞍こそ挙げられなかったが、管理するロイヤルダリアやショウナンカルメンらが函館の新馬戦シリーズで好仕上がりぶりを見せた美浦・二ノ宮厩舎。新潟デビュー組のコロナループ(牡)も上々の動きを見せており、陣営はこの馬で今年の新馬初勝利を目論んでいる。 父は米10勝のコロナズドクエスト。輸入種牡馬として04年から日本で活躍し始めたが、06年の種付けシーズン開始直後に心臓麻痺で死去、日本ではわずか3世代のみの供用となった。05年産駒ではエイシンパンサー(ファンタジーS3着)の活躍が印象深い。母は現役時中央11戦(うち5勝)すべてが1200m戦(芝7、ダ4)の快速馬エクボ(その父リンドシェーバー)という血統だ。 入厩してしばらくは動きにゴツゴツしたところもあったが、追われるごとに柔軟さが出てきて、厩舎内での評判も上昇。母譲りのスピード感はもちろん、素直な気性も評価されている。柴田善騎手が跨った23日の追い切りでは馬なりのまま追走した古馬に取り付き併入フィニッシュと、好調ぶりを見せた。 「追い切りの動きは抜群でしたね。マイル前後までなら結構やってくれそうな雰囲気があります。初戦? もちろん期待してますよ」 と、陣営は大きく意気込む。 初陣は今週末8月2日、新潟6R芝1400mの予定。鞍上は柴田善騎手だ。 【コロナループに騎乗する柴田善臣騎手のブログ「Yoshitomis Wine celler」が遂にオープン。騎乗予定馬やプライベートなど本音満載! ぜひアクセスしてみてください!】