おしらせ
豪腕の腕っぷしに期待 ティンパニー/小倉記念
栗東 坂路 稍重 一杯 52.2-38.9-26.5-13.8 脚元不安による1年以上の休養から戦線復帰した07年シーズンは、豊かな先行力を武器に2000m前後のレースで堅実な成績を残してきたダブルティンパニー。12月には1000万下、準オープンと連勝し、明けて08年からは勇躍重賞戦線に飛び込んだ。しかし、やはり壁は厚かったか、着順でいえばエプソムCの8着が最高。ハンデ53キロ、逃げ馬の一発、と前走七夕賞では穴人気になったが、勝ったのはミヤビランベリのほうだった。 「結果こそ出ていないけど、コンスタントに使えているように馬そのものは元気一杯。夏負けもしていないし、順調ではあるんだ。流れにうまく乗れればヒケをとることはないと思うよ」 と、松田国師はあくまで順調さを強調。展開次第で上位進出もあると踏んでいる。30日の最終追いでは、坂路をテンから軽快に飛ばした。終いこそ要したが全体時計はまずまずのもの。師が言うとおり、好調は維持できている。 「腕っぷしの強さに期待して」(松田国師)、鞍上には佐賀競馬の豪腕・鮫島克也騎手を配した。同レースに出走するワンモアチャッターの鮫島良太騎手の実父であり、ここで親子対決が実現。その点にも注目したいレースだ。