おしらせ
函館巧者は俺だよ!フィールドベアー/函館記念
函館 W 稍重 G前仕掛 67.3-52.2-38.0-12.1 エリモハリアーの函館記念4連覇への挑戦が話題になっているが「函館巧者」といえばこの馬も黙ってはいられない。函館競馬場での戦績は【3.4.0.1】と、圧倒的な相性の良さを誇るフィールドベアーだ。 前哨戦のオープン特別・巴賞ではスタートで痛恨の立ち遅れ。先行タイプの馬だけに万事休すと思われたが、怒涛の追走を見せマヤノライジンと1着を分け合った。 「涼しさだったり、洋芝も合うのかもしれないけど、一番大きいのは滞在競馬そのものがこの馬にはいいんだろうね。栗東だと旋回癖を見せてイライラしているけど、ここだとどっしり構えているよ」 と、本馬を担当する原園厩務員は函館での強さの秘密を明かしてくれた。 激走の反動もなく、この中間も落ち着き払って順調そのものだ。24日、函館記念へ向けての最終追いはここまで本馬の32戦のうち29回手綱をとった不動のパートナー・秋山騎手が跨って行われた。ウッドコースの1周目は軽く流し、時計を出し始めたのは2周目残り7?6Fあたりから。徐々に加速をつけ、直線で気合を付けられるとさらに鋭く伸びる絶好の内容。 「体調も、調子もいうことなし。絶好調だね。去年は出られなかったレースなんで、ここでうっぷん晴らしといきたい」と、秋山騎手は満点ジャッジ。前走は騎乗停止期間で愛馬の鞍上を明け渡さざるを得なかった。ここで改めてのコンビ再結成、しかもこれが区切りとなる30回目の騎乗だ。愛馬の初重賞獲り、そして函館巧者として名を刻むチャンスに、大いに燃えている。