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この馬だけは手元に!/フサイチセブン

 セレクトセールなどで大盤振る舞いを見せ、毎年15頭以上の所有馬をデビューさせていた大物馬主・関口房朗氏。しかし、本年JRA所属で馬名登録されている2歳馬は現在のところ2頭だけ。先月20日フサイチレジェンド(牡、栗東・白井厩舎)が小倉でデビュー(1番人気5着)。そしてもう一頭のフサイチセブン(牡、栗東・松田国厩舎)が札幌開幕週でのデビューを目指し、じっくり乗り込まれている。  母ディボーステスティモニーは世界的名牝Balladeから連なる牝系の一員。その半姉にはレディバラード(船橋クイーン賞など交流重賞2勝)、半兄にスライゴベイ(米GIハリウッドTC勝ち)がいる。そしてなんといっても父は栄光のケンタッキーダービー馬にして、関口オーナーの元持ち馬フサイチペガサスだ。現2歳世代を多数手放した、とされる関口氏だがこの馬だけは手元に置いたのも納得の血統である。 「7月最終週にゲート試験にパスしました。まだちょっと馬体を持て余し気味なのか、常歩なんかはぎこちない部分もあるんですが、さすがに乗り味はいいですよ。キャンターなんかは飛びが大きくゆったりとしていて、スプリンターというタイプではありませんね」 と、黒野助手からは将来性に期待するコメントが聞かれた。    本日6日の追い切りでは函館芝コースで安藤勝騎手が跨っての3頭併せ。終始馬なりで、併走馬に遅れはしたものの終い1Fは12秒3としっかりとした伸び脚を見せた。あとひと追いあれば戦闘態勢は整ってきそうだ。  順調にいけば札幌2日目、芝1800mの新馬戦でデビューする予定。鞍上は調教にも跨った安藤勝騎手が濃厚だ。 【本日配信予定の「POGメルマガ」では、今週末すべての新馬戦・出走想定馬を騎乗予定騎手名つきで紹介します。お楽しみに!】

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