おしらせ
マルカシェンクが一気の差し切り勝ち!!/関屋記念
10日、新潟競馬場で行われた関屋記念(GIII)は、単勝2.1倍と圧倒的な支持を受けた1番人気のマルカシェンク(牡5)が中団から新潟の長い直線を鋭く伸びて2年10ヶ月ぶりの重賞制覇を達成。管理する河内厩舎にとっては嬉しい重賞初制覇となった。 逃げると予想されたフサイチアウステルだったがスタートダッシュがつかず、逃げたのは今日4連勝を達成している絶好調の松岡騎手が手綱を取るタマモサポート。超スローペースとなったのだがマルカシェンクは慌てず、4コーナーを曲がる時点では後方2番手。直線に入り馬場の中央あたりに持ち出すと、レースの上がり32秒9をコンマ6秒上回る32秒3の切れ味を見せ、着差こそ1馬身だったがそれ以上の強さで快勝。2着には勝ち馬と馬体を併せるように伸びてきたリザーブガード、3着には逃げたタマモサポートが入り配当は馬連910円、馬単1,250円、3連複3,920円、3連単14,170円。 ダービー候補と囁かれた本馬にとって、GIII制覇とはいえあくまでここは通過点のはず。“今度こそ”の思いを込めて再び秋のGI戦線に殴りこみをかける。 ※結果・配当は主催者発行のものと照合してください。