おしらせ
驚異の末脚マイケルバローズ/関屋記念
栗東 坂路 良 直一杯 60.4-41.9-25.6-12.7 半年ぶりの実戦となるマイケルバローズが仕上がりの良さをアピールした。今週は軽く流す程度の追い切りだったが脚捌きは実にシャープ。1カ月前から入念に乗り込まれていたので、すでに体はできており、前回からの巻き返しは十分に可能だ。 「前走の東京新聞杯は久々だったので、レースの週もビッシリとやったんだが当日イレ込んでしまった。直前はサラッとやったほうがこの馬にはいいみたいだね」と、陣営は予定通りの調教に満足がいっているようだ。 鉄砲実績はないが、走る気持ちが表に出ており気配は抜群。昨年の関屋記念ではラスト3F33秒6の末脚を繰り出し僅差の3着に入った。コースの相性は良く、平坦で長い新潟の直線は同馬にピッタリ。今年のメンバーでは決め手は明らかに上位で、近3年の勝ち馬はいずれも「差し」「追い込み」の馬だ。心強いデータが同馬を後押しするが、馬込みが苦手なタイプなので「大外強襲が間に合うのか」という一抹の不安もある…。