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おしらせ

父に捧げる最高のプレゼント/関屋記念

栗東 坂路 良 直一杯 52.5-38.5-25.6-計不       本年7月29日午前10時10分、第62代ダービー馬タヤスツヨシが不慮の事故により、この世から旅立った。管理していた鶴留師は、 「サンデーサイレンスの初年度産駒として、強力なライバルのいる世代の中でダービーを取ってくれた、私にとってよい思い出のある馬です」と追悼のコメントを発表した。  あれから約1週間…    父も走った栗東の坂路コースを、悲しみも見せず力強く駆け上がるトップオブツヨシの姿がそこにあった。かかり気味になるのを、なだめながら徐々にペースを上げていくとラスト1ハロンで右ムチが入り一気に加速。測定ではエラーになったが12秒台前半でまとめており、見た目にも力強く伸びている。 「体質が強くなって、体が減らなくなったのは状態の良い証拠。テンから行きたがるのは、調教でもレースでもいつものことだから、この馬にとっては展開が全てになるだろうね。折り合いを欠かないよう祈るばかりだよ」と山田助手は“やることはやった”と自信を深め、あとは神頼みとばかりに天を仰いだ。  果たして01年ユニコーンS(ナスダックパワー)以来となるJRA重賞2勝目を父に贈ることができるのか!? そして2代に渡り管理した調教師への想い、最後に自分自身の意地と栄光を乗せて、彼は関屋記念のゲートに入る。   

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