おしらせ
センス抜群! 世代初の重賞は俺のもの/函館2歳S
函館 南W 良 一杯 53.3-37.9-12.1 デビュー戦は好位抜け出しからメンバー中最速の上がり(36秒3)を繰り出し快勝したメジロチャンプ。走破タイムは平凡だったものの、まだ体に余裕があっただけに一度使われての上積みは間違いない。前走後は短期放牧に出されたが、中間は順調な仕上がりを見せており、今朝の追い切りでも力強い動きを披露した。 角馬場で入念なウォーミングアップを済ませ、僚馬キミニムチュウ(2歳未勝利)と共にウッドコースへ。道中から気合乗りは抜群で手応えよく直線を迎えると、先行した相手に素早く並びかけ、お互い最後まで譲らずゴール板を駆け抜けた。結果的に併入だったものの、初戦と比べると明らかに素軽さが感じられ、太め感なくバランスのよい馬体に仕上がった。 調教に跨った安藤勝騎手は 「デビュー戦は少し重く感じたけど、だいぶ素軽さも出てきたし今日の動きはよかった。走りの感じからして、1200mは決してベストとは思わないけど、センスの高い馬だから問題はないでしょ」 と、同馬の素質を高く評価している様子だ。 他にも強力なライバルはいるが、コンビを組む安藤勝騎手が話す通り、メジロチャンプは相当の潜在能力を秘めているはず。発馬の不安も抱えておらず、持ち前のセンスある走りで世代初の重賞ウィナーへ駆け上がる。