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初の札幌でヴィータが輝く!/札幌記念

札幌 ダート 稍重 一杯 81.9-66.9-52.5-39.0-12.5  8歳の古豪・ヴィータローザが、51戦目にして初めて北海道の地に足を踏み入れる。例年、夏場は小倉から新潟などへ転戦することが多かったが、今年は札幌を戦いの場に選んだ。「本当に元気がいいですね。涼しい場所に来て、さらに良くなっていくと思いますよ」と、桜井厩務員が話すように、涼しい気候を求めての札幌参戦だ。  13日に札幌へ入厩すると、15、16日にはダートコースで15?15を消化。17日には今回コンビを組む北村友騎手を背に5F68秒6、ラスト1F12秒5をマークするなど、中間は精力的に調整を進めた。「キャンターは乗りやすいけど、ダクでは少しやんちゃになりますね。だけど、少しずつ落ち着いてくると思いますよ」と、北村友騎手はパートナーの感触を確かめ、手応えをつかんでいる様子。  21日の最終追い切りは、ダートコースで僚馬のクラウンプリンセス(古馬1000万下)と併せ馬で行った。大きく先行してスタートし、道中アオられる場面もあったがなんとか粘り半馬身先着してゴール。「ケイ古駆けしない馬だからこんなものですね。具合はいいですよ」と、桜井厩務員は普段通りの動きとジャッジした。  夏は小倉を主戦場にする橋口厩舎が、札幌の重賞を使うのは今回が初めて。好走確率の高そうな次週の新潟をやめて札幌を使うあたり、陣営の意欲の高さがうかがえる。今年はグランプリホースが参戦も、例年より手薄なメンバー。実績的に一発があってもおかしくない。“夏男”ヴィータローザが、名門厩舎に新たな勲章をもたらすか注目だ。

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