おしらせ
グランプリホースが北の大地で始動!!/札幌記念
札幌 芝 稍重 馬なり 81.7-65.6-51.7-37.1-11.8 「先週と比べて重厚感がもう少し出て欲しい。ビュンとした伸びがないのが…」と蛯名騎手が評価を下せば、国枝師も 「理想は有馬記念の体つきだから、そのときに比べるとどうかな」と2人とも辛口の評価を下したマツリダゴッホ。 しかし、この馬に関しては他馬と違って求めているものが違うのも事実。 何といっても今年の上半期のレーティングでは、ウオッカを押さえた121と日本最高値を記録した能力はここでは断然。中山コースの実績ばかりがクローズアップされるが、戦績を振り返ると、中山以外で挙げた残りの2勝は今回の舞台である札幌で記録したものだけあって、コースに関しては心配材料では全くない。 20日の追い切りでは、関係者のコメントは弱気だったが、6F81秒7-1F11秒8は上々の数字。動きは素軽く臨戦態勢は整っているといって間違いないだろう。 この後はオールカマーを使って、天皇賞秋かジャパンカップ、そして最大目標の有馬記念が控えている。昨年は1番人気で7着に負けてしまった札幌記念だったが、今年は昨年に比べて1枚も2枚も上の立場で、敵を受けて立たなければならなく、秋本番に向けてこんなところで負けるわけにはいかない。 陣営の辛口コメントも、本馬にとってのエールと捉えた方が賢明だろう。