この馬が展開の鍵を握る!! コンゴウリキシオー／札幌記念

函館　Ｗ　重　一杯 67.7-52.6-39.7-13.5 　重賞を４勝しており、０７年の安田記念ではダイワメジャーの２着と今回のメンバーでは、マツリダゴッホに次ぐ実績があるコンゴウリキシオー。最近ではマイル前後で良績が目立つが、きさらぎ賞と金鯱賞を勝っているように、中距離でも結果を残しており、スタミナ面の心配はないはず。 　２０日に行われた最終追い切りでは、函館のウッドコースでダンツウィニング（３歳１０００万下）と併せたが、最後は１馬身遅れてフィニッシュ。ラスト１ハロンが１３秒５と平凡なタイムだったが、馬体のハリも良く、この一追いで変わってきそうだ。 「急きょの出走になったからね。先週はちょっと重く感じたけど、今日の追い切りでどこまで絞れるかだね。距離の２０００ｍは金鯱賞を勝っているし、小回りの平坦コースならこなせると思うよ」と、富岡助手もまんざらではない様子。 　先週のクイーンＳを見ても分かるとおり、絶好の芝状態の札幌コースは先行有利。マイペースで気分良く逃げれば、マイラーズＣ以来のＧＩＩ制覇は目前であろう。