函館リーディングジョッキーを味方に！ザレマ／クイーンＳ

札幌　ダート　良　強め　67.4-51.5-37.6-12.4 　京都牝馬Ｓ２着、福島牝馬Ｓ３着、マーメイドＳ６着と牝馬重賞で好走を繰り返すも、あと一歩、重賞勝利の栄冠に手が届いていないザレマ。速い上がりの勝負では分が悪いが、札幌の洋芝ならさほど速くなることもない。開幕週の前が止まらない馬場も有利に働きそうだ。 　１４日の追い切りは、函館滞在中の安藤勝騎手が札幌競馬場に駆けつけ、ダートで５ハロン６７秒４、気合いをつけられたラスト１ハロンは１２秒４と、シャープな反応を見せた。感触を確かめた安藤勝騎手は「中１週だから、しまいだけ少し追った。おとなしくて乗りやすい馬だね。競馬を見ても、堅実に走るようだからチャンスがありそう」と期待十分のコメント。 初コンビを組む安藤勝騎手は、２５勝を挙げ函館リーディングに輝いて勢いに乗る。先週の関屋記念で２年１０ヶ月ぶりの重賞制覇を果たした半兄のマルカシェンクの勢いも借り、待望の重賞初制覇を目指す。