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サクラの王道児/サクラルーラー

 現役ジョッキー時代から「サクラ」の馬とは縁の深い小島太調教師。今年管理する2歳馬のなかにも、「サクラ」の有力馬が入厩している。同じ小島太厩舎で管理されていたサクラプレジデント産駒のサクラルーラー(牡)だ。  父は現役時重賞2勝、皐月賞では2着。種牡馬としては本年デビュー組が初年度産駒となり、さっそくサクラインプルーブ(牝、美浦・伊藤圭厩舎)が勝ちあがっている。母サクラプレステージは現役時中央3勝どまりながら、半姉にはエリザベス女王杯を制したサクラキャンドル、半兄に天皇賞・秋を勝ったサクラチトセオーがいるという血統だ。 「さすがにトレセン入りして日が浅いんで、まだまだ重いけど、いい雰囲気を持ってるね。柔軟でフットワークもいいし、大化けしてもおかしくない。サクラプレジデント産駒ではあるけど、どちらかというとマンハッタンカフェに似た感じがするよ」 と、陣営関係者はこれも小島太厩舎で管理されていた菊花賞馬を引き合いに出し、その大物感を語ってくれた。順調にいけば、第4回中山開催後半でのデビューが濃厚だ。  サクラルーラーにとっては大叔父にあたるサクラチヨノオーが日本ダービーを制したのは20年前。それ以来、サクラの馬はホクトオー、チトセオー、プレジデント、メガワンダーとクラシックタイトルを惜しくも逃してきた。父も「サクラ」母も「サクラ」、そして厩舎は小島太厩舎と“サクラの王道”を歩む本馬が、一族にとってひさびさのクラシック勝ちをもたらすことができるか!?

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