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中山デビュー目指す、好評快速「犬」/パーフェクトケン

 8月上旬にトレセン入りしたマル外・パーフェクトケン(牡、美浦・萱野厩舎) の評判がここへ来て高まるいっぽうだ。  父はTiznow、母はPerfect Probe。半兄には98年に中日スポーツ賞4歳SやクリスタルCを勝つなどスプリント戦線で活躍、中央7勝のトキオパーフェクトがいるという血統(ちなみにトキオパーフェクトは13歳の今でも岩手競馬で現役として活躍中!)。「ケン」という冠名から想像される通り、ゴスホークケンと同じく藤田在子氏の持ち馬だ。  14日のゲート練習では好ダッシュから持ったまま11秒台のラップを刻んで、快速ぶりをアピール。続く翌週、20日のウッド調教では馬なりながら引っ張り切れない程の手応えを見せ、スピード感溢れるフットワークを披露した。ここは単走で追われる予定だったが、他厩舎の馬と併走となり結果的に併せ馬状態になったもの。想定外の事態ながら、終いスパッと速い脚を使って抜け出した秀逸な内容だった。 「気のいいタイプでね、ゲートセンスも抜群。テンからだけじゃなく、二の脚の速さも相当あるし、かなりいいモノを持っているね。あと何本か速い時計で追えばきっちり仕上がってくると思うよ」 と、高木助手も大絶賛だ。  「ケン」の先輩ゴスホークケンと同様、快速逃走で朝日杯FSを制す……そんなシーンを想像したくなるほどの動きを見せている本馬。デビューは中山開幕週を予定しているとのことだ。

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