チョウサン、休み明けから行ってみよ?！／新潟記念

美浦　坂路　良　一杯　53.3-計不-23.8-11.6 「関屋記念の時点で使う気になれば使えるくらいの状態だったし、仕上がりに関しては言うことないよ。太め感も全くないし、2000mが合っている馬だからね」 　ダービー卿ＣＴ以来の休み明けとなるが、GII毎日王冠を制したチョウサン陣営が、初戦から好仕上がりを強調している。 　水曜の最終追い切りは坂路に登場。確かに見た目もスッキリと見せており、陣営がいうとおり仕上がりも良さそうだ。テンはゆっくりと入ったが徐々に加速し、終いで一杯に追われると11秒台をマークしてフィニッシュした。 　陣営は「結構早い時期に美浦に帰ってきて、それから入念に乗り込んでいるから仕上がりはいいね。馬もピリピリしてきて、前向きさが旺盛になってきた。使ってよくなるタイプではないから、ここが目一杯の勝負。直線の長い新潟は合うはずだし、時計の速い勝負も望むところ。あとは当日の落ち着きが鍵になるかな」と、自信満々の口ぶりで語ってくれた。 　ただトップハンデについてマイクが向けられると、「ＧIIを勝っているからとはいえ、５８キロは背負わされたね。力、パワーは一枚上だが、アテにしづらいからね」と、トーンダウンするシーンも。果たして毎日王冠以来の重賞２勝目となるか。初戦からチョウサンに注目だ。