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連覇へトウコン豪快に伸びた/エルムS

■連覇へトウコン豪快に伸びた 札幌 ダート 良 一杯 80.4-65.0-51.0-38.2-12.4  昨年のエルムSの覇者メイショウトウコンが、北の大地に凱旋。旭川のブリーダーズゴールドCを制した勢いそのままに、連覇を目指し好調教を披露した。  最終追い切りは前々走からコンビを組む藤田騎手を背に、札幌ダートコースに登場。元々ケイ古駆けするタイプではないが、単走ながらラスト1Fは12秒4をマーク。前走時からの上昇度を示すかのごとく、豪快な伸び脚を見せフィニッシュした。 「ひと叩きされた効果が出ている。前走時とは調教の反応からして違うからね」と、担当の林調教厩務員も上積みの大きさを強調。続けて「ペースが速くなれば控えればいいし、遅くなるようなら自分から動けばいい。目標はGIだから、ここで負けているワケにはいかないよ」と、力強く締めくくった。  昨年は3馬身半差で圧勝。今年も斤量は据え置きの58キロで、メンバーも昨年とほぼ変わりない。4戦3勝2着1回と好相性の札幌ダート1700m戦で、メイショウトウコンが崩れることは、まず考えられないだろう。 ■ベスト条件でタイトル獲り!アドマイヤスバル 札幌 ダ 良 強め 82.1-66.9-52.9-38.4-12.3  7月20日のマリーンS(函館)3着後は、短期放牧を挟んで早めに札幌入りし入念に乗り込まれている。ここが目標と陣営がいい切るアドマイヤスバルが、JRA唯一のダート1700m重賞・エルムSに挑む。  10日の最終追いはダートコースで単走、直線追われると鋭く反応し、終い1F12秒3と好気配を見せた。 「前走はいくぶん物足りない仕上げだった。それと比べるとだいぶ素軽くなってきたね。うん、全然違うよ」と、この中間の充実ぶりに中尾秀師は目を細める。続けて 「追っての反応が良かったね。気合も乗ってきた感じだし、体調もいい。相性のいいコースだから期待したいね」 と、最終調整に対しても満点ジャッジで締めくくった。    デビュー以来ダート中距離戦で堅実に走ってきたが、重賞には縁がない本馬。この秋そして来春の大舞台に立つためへの賞金加算を考えると、そろそろタイトルが欲しいところだ。指揮官の語るとおり札幌ダートコースでは3戦3勝と抜群の相性。またダート1700m戦も【2.0.1.1】と、条件的にはベストのここが最大のチャンスだ。

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